2014-04-29 是誰庵日記>仏教書紹介 仏教 いよいよ連休突入ですが、皆様如何お過ごしですか? 私は一人さびしく、いつもの日常生活(笑)。 あっ、5月1日に、宅急便で、野菜の苗がたくさん届くので、 畑仕事しますよ~~(苗を穴ぼこに入れて、植えるだけですが)。 今日はそんな暇な連休に備えて、準備した仏教書3冊ご紹介!! 1)十二縁起禅観体系<恵空法師>(北京語)。 インターネットで台湾の「仏陀教育基金会」がこの本を出版している事、 無料で貰える事を知って、申し込みをした所、当該の基金会から送って きて頂いた本。 テラワーダ(南伝仏教)、大乗、密教それぞれの、十二縁起の観察の 仕方を細かく丁寧に述べたもの。北京語だし、難しいけれど、一度は 読まずにはいられない必読書。 十二縁起が分からなければ(実際に観察できなければ)、あなたは 絶対に悟れない!!(笑) いやしかし、台湾ってすごいなぁ! 600頁もあるこの本を、本代、送料共無料で、外国にいる、見ず知らず の人間に送って(贈って)きてくれるんですから~~。 2)無礙解道(北京語)。作者はシャーリプトラ、本当かな?? これは M 禅師に勧められて読むことに決めた本。緬甸のパオ森林 寺院では、主に、清浄道論を基にした修行方法を伝授していますが、 これ一本やりでは修行が上手くいかない時もある(機根に合わせて 色々な修行方法がある訳で・・・)。それでこの本を読んで、修行の 参考にしようと思い、探してみました。 日本では南伝大蔵経の中におさめられていると教わりましたが、探す のが面倒だったので、台湾の従弟に「北京語版を買って送って欲しい」 とお願いした所、添付ファイルが送られてきて「お姉さんの探している 本はこれだと思う」「ダウンロードすればすぐに読めます」ときた。 A4で200頁の大部が、これもタダで手に入りました。便利な世の中。 3)<パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ『大念処経』を読む> 片山一良著(日本語)。 これは図書館で見つけました(田舎の図書館にしては上出来~笑)。 この本、前から気になっていたけれど、2700円と私には高いので ちょっと躊躇していた本。アマ〇ンで古書がないか調べたけれど、 古書が二倍の5500円になっていた、なんでやねん!! で、図書館で見つけたので喜んで借りて帰り、しっかりコピーさせて もらいました(350頁、175枚コピー、ちょっと疲れたけど大いに 節約できました)。 奇しくも、三冊とも禅定に関する本。 仏教は 戒・定・慧 の三学でありますから、大まかに戒が守れるように なったら、次は、一に禅定、二に禅定、三・四が無くて、五に禅定。 禅定に入れるようになると智慧が湧きます。 禅定の初心者には初心者なりの、仏陀の智慧のおすそ分け、貰えます(笑)。。