よく分からなかったなぁ。
現在、パオ・セヤドー講述の「菩提資糧」・・・テーラワーダ
における、仏陀になるための、十の波羅蜜(ハラミツ)の積み方、
なるものを、「フムフム」「なるほど」と思いながら翻訳している。
そして、「ああ、学生の時に習ったのは、六波羅蜜だった」
と思い出し、IT で検索してみた。
大乗の六波羅蜜ーーーーー布施、戒、忍、精進、智慧、定。
テーラワーダの10波羅蜜ー布施、戒、忍、精進、智慧、出離、
真実(不妄語)、決意、捨と慈しみ。
大乗にある定波羅蜜は、テーラワーダにはないので、残り五個
(布施、戒、忍、精進、智慧)が共通で、後の五個
(出離、真実、決意、捨、慈しみ)は、テーラワーダ独自のもの?
仏教学者によると、大乗は在家の運動という位置づけであり、
在家なら、(身体の)出離は必要ないとして・・・真実とか、
捨とかは必要だと思うけれど(大乗になると、真実よりは方便で、
捨は、智慧に包括される?)。
テーラワーダは戒・定・慧の三学を強調するのに、なぜ定波羅蜜が
ないのだろうか?今度、クムダ・セヤドーの瞑想会に参加する
ので、セヤドーに聞いてみようかしらん。