<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
8-8-3 五自在
第一:どのような時にでも、入定したいと思った時に、迅速に、入定できるように、訓練しなければならない。
第二:出定すると予定していた時間に、自在に出定できるよう、訓練する。
第三:どれほどの時間、定に住するかを決めたならば、その時間内は、定に住することができるように訓練する。
たとえば、一時間、二時間、三時間等。
第四と第五は、同一のステップに属し、それは禅支を点検したいと思った時に、それらを、明確に点検することが出来る事である。
唯一の違いは、意門転向心で、禅支を検査するのを、転向自在といい;
同一の心路過程の速行心で、禅支を点検するのを、審査自在という。
五自在を修し終えたならば、あなたは、段階を追って、第二禅、第三禅と第四禅を修行することができる。
初禅の時、呼吸は非常に微細に変化する;
第二禅の時には、呼吸は更に微細になり;
第三禅では更に更に微細になり;
第四禅では呼吸は、完全に停止する。
(5-95につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>まで。ご協力、よろしくお願いいたします。
<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>