FDC資料「37道品ハンドブック」2-9
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
これはちょうど、四念処の修習をしていない衆生が、フラフラと漂泊する傾向またはそのような存在の傾向を表しているのである。」
彼らが、禅定と vipassana の修習を始める時、その時初めて、(+己が己の)心念をコントロールする能力がない事に気がつくのである。
このような事柄は、牡牛を訓練して、畑を耕せるようにしたり、牛車を引いたりできるようにしたり、または大象を訓練して、国王の使役に供するとか、戦場で戦えるようにする、などの比喩で説明することができる。
(2-9につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>