南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

《Vipassanāハンドブック》8-3(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

以下の13種類の心所は、混合心所(vimissaka)とも言い、また「非道徳」心所と、訳すことができる。

というのも、それらは、善と不善の心心所によって構成されているが故に。

1、七種類の遍行心所(sabba cittaka)。

すべての識によって引き起こされるものを言う。すなわち、

触(phassa)、受(vedanā)、

想(saññā)思(cetanā)、

一境性(ekaggatā)、命(jīvita)、

作意(manasikāra)。

2、六種類の雑心所(pakiṇṇaka)

これが雑心所(別境心所)と呼ばれるのは、それらは、識と同時に生起するが故である。

すなわち、

尋(vitakka)、伺(vicāra)、

精進(viriya)、喜(piti)、

欲(chanda)、勝解(adhimokkha)。

(8-4につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<《Vipassanāハンドブック》 (原題 Vipassanā Dipanī)

Ledī sayādaw著 中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>