本日、《Vipassanāハンドブック》の翻訳が完了しました。
連日の酷暑に、外出を控えていました為、翻訳が却って、捗りました。怪我の功名でしょうか?
Ledī sayādawの《Vipassanāハンドブック》と、
パオ・セヤドーの『智慧の光』を比べてみますと、
修習の目的や手段において、多少異なる表現もあるようですが、『智慧の光』は大部なため、アビダルマ初心者には、《Vipassanāハンドブック》を、まずは参考にして頂くのも、よいかと思います。
残すところ、「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」の 100ページだけになりました。
一日2ページとして、9月下旬には、終了できそうです。
今は、私を日中(北京語)バイリンガに育てて下さった父母(移民の父母は、台湾語しかできませんでしたが、私の進学先は私の希望を入れて、北京語を学べるインター・スクールにしてくれました)、小一から中三まで、時には優しく時には厳しく、北京語と人間としての誇りを教えて下さった教師、1990年代からの、華人大乗仏教文化圏におけるテラワーダ再興の波により、中国本土の中国人、美麗島の台湾人、マレーシア、シンガポールの華人達が力を合わせて、テラワーダ仏教に関する中国語(北京語)の仏教書を、次から次へと出版して下さっている現状に、心より感謝申し上げます。
私の本棚には『禅修指南』(プンニャ尊者著)、
『日常生活に応用するアビダンマ』(スシラ・サヤレー)
『阿弥陀経はどこから来たのか?』(曾銀湖著)
など等の、すぐれた修行書、論文が数多くあるのですが、翻訳作業は「テーラワーダ・・・ハンドブック」を最後に、私のミッションは、これにて終了とさせて頂きます。
翻訳完了まで、もう暫くお付き合い下さい。
此是道、汝応修(ゴータマ仏陀)