<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
64.
問:我々は、比丘尊者に対して、どのように呼称するのが、如法でしょうか?
答:
比丘と比丘の間で呼び合う呼称について。
《大般涅槃経》(Mahāparinibbāna Sutta)において、仏陀はまさに般涅槃しようとする、その時、アーナンダ尊者に述べた:
「アーナンダ、早くに比丘戒を受けた比丘は、遅れて戒を受けた比丘に対して、その名、姓、または賢友(Āvuso)と呼ぶ。
遅くに戒を受けた比丘は、早くに戒を受けた比丘を「尊者(hante)」または「具寿(Āyasmā)」と呼ぶ」と。
あなた方在家者は、比丘を呼ぶ時は、「尊者」または「Bhante」がよい。「Bhante」の意味は、尊敬される者(Venerable Sir)であり、一般的には尊者と呼ばれる。
具足戒を受けて10の戒齢(vassa 戒蝋;雨安居の回数)または10を超える比丘は「長老(Thera)」と呼ぶ。
具足戒を受けて20の戒齢(vassa 戒蝋;雨安居の回数)または20を超える比丘は「大長老(Mahāthera)」と呼ぶ。
(6-14につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayala>>