南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」6-13

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

64.

問:我々は、比丘尊者に対して、どのように呼称するのが、如法でしょうか?

答:

比丘と比丘の間で呼び合う呼称について。

大般涅槃経》(Mahāparinibbāna Sutta)において、仏陀はまさに般涅槃しようとする、その時、アーナンダ尊者に述べた:

「アーナンダ、早くに比丘戒を受けた比丘は、遅れて戒を受けた比丘に対して、その名、姓、または賢友(Āvuso)と呼ぶ。

遅くに戒を受けた比丘は、早くに戒を受けた比丘を「尊者(hante)」または「具寿(Āyasmā)」と呼ぶ」と。

あなた方在家者は、比丘を呼ぶ時は、「尊者」または「Bhante」がよい。「Bhante」の意味は、尊敬される者(Venerable Sir)であり、一般的には尊者と呼ばれる。

具足戒を受けて10の戒齢(vassa 戒蝋;雨安居の回数)または10を超える比丘は「長老(Thera)」と呼ぶ。

具足戒を受けて20の戒齢(vassa 戒蝋;雨安居の回数)または20を超える比丘は「大長老(Mahāthera)」と呼ぶ。

(6-14につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayala>>