<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
1、念の行処、範囲を念処と言う
(satigocaro satipaṭṭhānan’ti vuccati)。
2、念の住立、確立、建立、安住、依止、支持する所の処を念処と言う。
例えば
”住立はここにおいて住処である。
誰が住立するのか?
念である。
念の住処を念処と言う。
または精進の処を住処と言う。”
3、念の現起(現象)する処を念処と言う。
例えば
”住立を住処と言う。すなわち、現起(現象)であり、出現であり、飛び込んだ後進行する、の意味である。ただ念の住処を、念処という。または念の帰依処、現起(現象)処を住処と言う。このように、念とその住処を、念処と呼ぶのである。”
(2-4につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>
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<パオ・セヤドー著『涅槃証悟の唯一の道』(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>