パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」6‐2
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
9.2《無上清凉經》
この經は、無上清凉なる涅槃と関連のある經である:
「比丘たちよ、比丘に六法がある時、彼は無上清凉なる涅槃を証悟することができる。ここにおいて、比丘たちよ、
(一)心を抑制するべきである時、彼は、心を、抑制することができる;
(二)心をして精勤せしめるべきである時、彼は心をして精勤せしめる事ができる;
(三)心をして激励せしめるべきである時、彼は心をして激励せしめる事ができる;
(四)中捨によって傍観するべきである時、彼は中捨によって心を傍観することができる;
(五)彼は無上清凉なる涅槃を証悟せんと決意する;
(六)彼は涅槃において、楽しむ。
この六法を擁する比丘は、無上清凉なる涅槃を証悟することができる。」
(6-3につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijubunko.sakura.ne.jp/index.html
<中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>