南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」6-13

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

眼門54色(原文は表の所、列記に変更~当ブログは表作成不可の為)

A=眼十法聚※

地界、水界、火界、風界、色彩、匂い、味、食素(=栄養素、以下同様)、命根、眼浄色※※(以上は業生、明浄)。

B=身十法聚

地界、水界、火界、風界、色彩、匂い、味、食素、命根、身浄色(以上は業生、明浄)。

C=性根十法聚

地界、水界、火界、風界、色彩、匂い、味、食素、命根、性根色(以上は業生、非明浄)。

D=心生八法聚

地界、水界、火界、風界、色彩、匂い、味、食素(以上は心生、非明浄)。

E=時節生八法聚

地界、水界、火界、風界、色彩、匂い、味、食素(以上は時節生、非明浄)。

F=食生八法聚

地界、水界、火界、風界、色彩、匂い、味、食素(以上は食生、非明浄)。

《上に述べた事柄は、耳門、鼻門、舌門、身門及び意門にも適用する》

※耳門、鼻門、舌門に関しては、読者各自によって耳十法聚、鼻十法聚、舌十法聚に変更する。意門に関しては、心色十法聚に変更するものであるが、しかし、この色聚は非明浄である。

身門は44種の色法となる。

※※ 耳門、鼻門、舌門に関しては、各自、耳浄色、鼻浄色、舌浄色と変更する。

意門に関しては、心色と変更する。

眼十法聚は光(色塵)の衝撃に対して、敏感である。

身十法聚は触塵(地、火、風)の衝撃に対して、敏感である。

耳十法聚、鼻十法聚、舌十法聚は、それぞれ音塵、香塵、味塵の衝撃に対して、敏感である。心色は意界と意識界を支える。(153/430)

(6-14につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等ほぼ原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijubunko.sakura.ne.jp/index.html

<中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>