三種類の色聚の中の色法
一番目の色聚は、四界(catudhātu)を含む、すなわち、四大種(mahā-bhūtā)、及び四種類の所造色(upādārūpa)<注157>で、合計八種類の色法となる:
1)地界(pathavīdhātu)
2)水界(āpodhātu)
3)火界(tejodhātu)
4)風界(vāyodhātu)
及び
5)色彩(vaṇṇa)
6)香(gandha)
7)味(rasa)
8)食素(栄養素)(ojā)
上記の八種類の色法を含んでいるが故に、この類の色聚は八法聚(aṭṭhakakalāpa)と呼ばれる;
また、第八番目の色聚が食素である為、もう一つの呼び名は、食素八法聚(ojaṭṭhamaka kalāpa)<注158>とも言う。この類の色聚は、全身に分布しており、非明浄色(napasāda rūpa)に属する。