般若の独り言~羨むまいぞ
知人がこの夏、パオの別院がある メイミョウに行くと言う。
羨ましいなぁ。
と言っても、私は暑いのが苦手で(年を取ると、暑いのも寒いのも苦手になる)、真夏に緬甸に行くのは控えたいし、年末までに「顕正法蔵」の翻訳を済ませたいので、今、日本を離れる訳にはいかない。
座禅・瞑想すると、人を羨むのも、不善心だという事が分かる。
今の自分には、緬甸に行く条件が整っていない。
来春の、本雅難陀セヤドーの訪日弘法の段取りも、細かい点はまだこれから詰めなければならない(訪日 OK の前提で、お話を進めていますが、フライト等が未定)。
目の前にある義務、なすべき事を、一つ一つ片付けていけば、またパオに行ける日が来る。
如理作意で考えてみれば、「羨むまいぞ」という<決意>?も余分であって、自分の中に生まれた不善心所は《そっと手放す》のがよいみたい、アチャン・チャー流に。
<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>