翻訳『親知実見』#16-2
多くの場合、コットンボールの様に純白な禅相は取相(uggaha-nimitta)である。それは、多くの場合、明るく耀いておらず、また透明でもない。禅相が明瞭で、明るく輝き、清らかで、明けの明星の様である時、これは似相(paṭibhāga-nimitta)である。
それ曇ったルビーまたは宝玉の様な時、それは取相であ;
それが明るく発光する時、それは似相である。
(修行者が)修行するのは、すべて同じ入出息念業処ではあるが、しかし、それぞれ、異なる形態の禅相が生じるーー異なる人に、異なる禅相が出現するのである。
<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>
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