物事をよく考えないで、他人の言動に、何でもかんでも反論したり、即反発して、荒っぽい行動を取る人の事を、
<脊髄反応の人>というらしいです。
先日、台湾出身の比丘尼さんと、電話でお話(北京語)をしていて、彼女が
『Babufaって知っている?』と、私に聞きました。
私はとっさに<八歩法>だと思い、
「いや~、知らないです」
と答えたのですが・・・電話を切った後、
「あっ、あれは龍樹の八不法(八不の縁起、八不中道)の事だ!」
と思い出して、結構悔しく思い、早速、
【あれは龍樹の八不の法で、私は本当は知っていたのですよ】【あの時の電話では、度忘れしただけです】
という手紙を書きました。
で、宛先を書いた封筒に、切手を貼ろうとして・・・
う~~ん、小さな誤解を解くために、速攻で行動するって、これ、結構、脊髄反射的だなぁ、と我ながら恥ずかしくなり・・・
私は、子供の時から[他人から誤解される]のが、極度に苦痛なタイプの人間で・・・
一日黙っていろ、と言われれば、その様に出来るのですが、反面、他者からの誤解を解こうとして、自己中的に、延々と話をしてしまう癖をもっている・・・
今回の出来事がきっかけで、自分の脊髄反射ぶりに気が付きました。
今後は、誤解されてもぐっと我慢、どうしても反論するならユーモアで・・・頑張ってみよう!!
(とは言っても、我慢はできても、ユーモアというのは、難しいなぁ)
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>