もし、現代の僧人が、この本《教海覚舟ーー上座部出家律儀要略》を順守することができたならば、何の疑いもなく、当今の世界において、非常に多くの優秀な僧人が出現するに違いない。
我々がこの書を編纂するにおいて:
”すべての比丘がこれらを受け入れる”とは、期待しない。幾人かに受け入れられれば、我々の努力は、十分に報われた事になる。
我々は責務を全うした。
我々は、己が知り得た法を文字に換えて、その他の人々が、同じレベルの知識を学べる様にした。
これを受け入れるかどうか、それはあなた次第である。
願正法久住!
レルカーネ・月無垢
1960年10月21日
仏歴2504年
浪庫努維塔・吉祥瓔珞寺
(6-1につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>