★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-4)(私家版)
結婚すると、夫は、日夜奮闘して、彼女を養わねばならず、彼女の機嫌を取らねばならない。
収入の多寡によらず、完全には、妻の要求を満たすのは困難であり、彼女は、常に、あれが足りない、これが足りないと不平を零し、どれほど多くの財産を築いても、彼女が満足する日は来ない。
初め、妻は、夫を非常に愛する。
言葉の端々に愛を語り、彼の為に死ぬことができる、などと言う。
そして、大部分の男性は、その為に神魂(心、気持ち)が顛倒してしまう。
(7-5につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>