仏陀が道を証した後、彼の二人の教師UddakaとAlaraに報恩したいと思い、神通を利用して、彼らの所在地を探した。
その結果、彼らはすでに往生して、前者は、無所有処に、後者は非想非非想処に、生まれ変わっている事が分かった。
仏陀は言う:
「非常に惜しい!
もしも、この二人の智者が、私の一句、二句の法話を聞いたならば、すぐに、阿羅漢を証ずることができるのに!
惜しい事に、彼らには耳根が無いため、(法を知る為の)因と縁がない。」
(3-140につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>