その後、国王は、パーチェカ仏に、どの様に生活しているのか? と聞いた。
パーチェカ仏は、以下の様な偈頌を詠んで、出家の楽を描写した:
”Sadāpi bhadramadhanassa、
anāgārassa bhikkhuno;
Na tesaṃ koṭṭhe openti、
na kunmbhiṃ na khaḷopiyaṃ;
Paraniṭṭhitamesānā、
tena yāpenti subbatā.”
”大王!
沙門は、家も持たず、財物も持たない。
財産と富を、集める事もない。
食糧倉庫を建てないし、
甕や籠に食糧を入れて、
保存する事もない。
行為は、心に適ったもので、
他人の家に乞食するのが主である。
故に、出家は常に楽しい。”
(7-21につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>