Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

原始式機織り

いよいよ雪が降り始め、我が精舎のある盆地も寒くなりました。            燃料費節約のため、居間(兼書斎)にのみストーブを置いて、他の部屋は暖房なし。       こうなりますと、趣味の機織りができません(大型の機織り機である高機は、作業室においてあり、ここに暖房はありません。)                     そのため、原始式機織りをすることを思いつきました………。               遥か昔(四十年前)、タイに仏教の修行に行っていた時に、チェンマイやメーホーソンで出逢ったカレン族、カレン・パドゥン族(首長族)の織り手の方々から分けて貰った原始式織り機の道具が一式、手元にあります。                これは、整えた経糸の一方を壁に掛け、もう一方は、自分の身体(腰)にくくりつけて織るもので、高機などの大袈裟な道具はいりません………イザリ機でもなく、卓上式でもなく、丈夫な柱が一本があれば、思いついた時すぐ機織りができる、という簡便さが持ち味。                 機織りは素人のため、経糸がユラユラしやすいこの織り方では、幅広のものは難しそうですが、幅の狭いベルト類なら織れそうです……彼女達は整経さえも、公園の空き地に、割り箸を突き立てて行っていました。                   タイで手に入れた原始式機織道具の写真は後日UPします。