今年は、大量の古着を、NPOに、寄付する事ができました。
古着を、古着屋さんに売るか、NPOに、無料で渡せればよいのですが、
《古着deワクチン》
のNPOは、古着を渡す時、古着を詰める為のクラフト製袋を購入する費用、3300円必要です。
(それでも、まだ着れる古着を捨てるのは、忍びないので、《古着de・・・》に引き渡せてよかったです)。
後、大量の古布が残っています。
例えば、まだ中国が、これほど覇権に荒ぶることのなかった時代(40年前)、小学生だった、二人の息子を連れて、北京に短期の語学留学(注1)をしたのですが、その時記念に買った、藍染の印花布などは、今では、色あせていて、柄もよくない事もあって、処分したいけれど、捨てるには思い出が、重い、重すぎる(笑)。
それで、裂き織をしようと、思い立ちました。
以前買っておいた、日本式高機(注2)を持ってはいるのですが、大型なので、縦糸をセットするのは一苦労です。
近所の方が、ニュージーランドの卓上式機織り機が、色々工夫を凝らしてあって、初心者でも、一人で織れる様になる、とアドバイスしてくださり、現在、この織り機で、裂き織、挑戦中。
(日本式高機の糸綜絖は、フニャフニャしているので、自力で立っていられません・・・その為、綜絖を釣り上げる木枠の構造が、大きくて、複雑なものになりますが、ニュージーランド製の、この織り機は、綜絖をプラスチックに変更したおかげで、綜絖を立てたまま(綜絖を自立させたまま)、縦糸を通す事ができる為、初心者でも扱いやすくなっています~~目から鱗、老眼にルーペです~笑)
押入れを覗くと、カーテンの残り布、法衣を作った時の残り布、とりあえず何かに使えるかと思い買っておいた布、中途半端に汚れたタオルなど、古布が一杯。
思い出の布を、裂き織マットに・・・
何枚できるかな。
(注2)高機の、ペタル(踏み木)を踏んで、パッタン・コットンと織る、あのリズムは大好きです。
(注1)
i=夫は当時、仕事に忙しく、
「君が語学留学するのに反対はしないが、子供は連れて行ってくれ」
と言われて、北京の語学学校に3人で行きました。
始め、学校側は、「子供を連れて来てもらっては困る」と言っていましたが、無理やり連れていくと、寄宿舎にベッドが3台用意してあって、大いに歓迎してくれました。
中国は当時、嵐の様な文化大革命が終わったばかり、まだまだ素朴な発展途上国、のんびりした時代でした。
ⅱ=お蔭様で、帰国後、学歴に箔がついて、通訳の仕事につく事ができました。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>