南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(25ー4)(私家版)

2.有分は意門と(も)呼ぶ:有分は、前の5門とは異なる。意門(manodvāra)は色法ではなく、名法(nāma)である。即ち、有分心で(も)ある。意門心路過程における目標に関しては、当該の心路過程の中の諸々の心は、意門を通してのみ、それを縁として取る。それは、他の何らかの浄色に依存することは、全くもってあり得ない。