私は子供の頃から仏教が好きで、色々な仏教書(日本の僧侶・仏教学者が書いたもの)を乱読しましたが、強く心に残ったのは、故中村元博士の著作、山田無文師の談話位です(日本の僧侶は戒律を守りませんから、何か虚しい)。。。 そんな中で《アビダンマッタサンガッハ》という、ゴータマ仏陀が説いた三蔵(経・論・律)の内の、論を要約した本があると聞いて、取り寄せてみましたら、これまで、幾ら経を読んでも分からなかった部分が、あっと言う間に氷解して、己の歩む方向を見極める事が出来ました(勿論、アビダンマは大変に微細で奥深いので、今でも分からない部分が、多々あります)。。。 本日ブログにUPしました<実用アビダンマ>の翻訳部分は、<心路過程>に関するものです。。。。。。。 サマタ+vipassanā 瞑想で、この部分が観察出来る様になれば一歩前進……………… 完璧に、vipassanā 瞑想だけで、心路過程が観察できる様になりましたら、心の混乱、迷妄からの解放に、王手がかかります。(正確には純粋に、vipassanā 瞑想によって、心路過程だけではなく、刹那生滅する所の、心と身体の相関関係を観察出来る様になる必要がありますが)。。。