色塵が眼根を衝撃する時、条理の明らかな、しかし一つ一つ異なる所の、一系列の識知の過程が生起する。。。。 これらは、脈絡なしに混乱状態で生起する訳ではない。。。 以下に詳述する: 色塵が眼根を衝撃する時、一個の有分心が消費される。故に、最初の心は、過去有分と、呼ばれる。次に、色彩が、有分と眼根に衝撃した事によって、有分は波動(動揺)し始める。これを有分波動という。これは二番目の心である。三番目の有分は断絶を引き起こすので、これを有分断と呼ぶ。これより先、色塵を識知することが始まる為、有分は断絶しなければならないのである。これより先、心路過程に道を譲るのである。