色がどの様なものであるかをしっかり確認する為に、最初の意門心路過程が生起する。色所縁の寿命がすでに終焉して存在しない為、意門心路過程の取る所縁は、過去所縁である。しかしこの時点では、それが何であるかは、未だ明確に出来ない。。。 故に、二番目の意門心路過程が生起して、全体的に所縁を識知する。所縁の顕現は、初めは細かく、バラバラで、不完全な状況にある為、二番目の意門心路過程でもって、それを全体的に識知しようとする。こうして、3番目の意門心路過程において初めて、それがどの様な形状であるかを知ることとなる。。。。。。。。 それは例えば、映画の中の一つの動作は実は、多くのフイルムの、その一枚一枚が、繋がったものであるのと、同じである。