Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(39ー2)(私家版)

布施をする時、貴方は業がすぐに生じる所の、「現生受業」がよいか、それとも「次生受業」がよいか??? 現生受業の果報は、比較的力があるだろうか??? それとも次生受業であるだろうか??? 現生受業だと思う人は、視野が狭すぎる!!!外套を布施した貧乏人は、その場で果報を得たが、もし、その時彼が50歳であるならば、得ることの出来た果報を享受できるのは、長くて30年か、40年に過ぎない。もしも次生受業であるならば、彼は天界に生まれる事が出来たに違いない。天界の天神なら、36枚の外套など、簡単に手に入る。次生受業の果報が、より力があるのである。