Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(40ー8)(私家版)

当時の人の寿命は2万年であった。。。。現代人は寿命が短いが……。。。。   Jambukaは、比丘として2万年、修行したが何らの成果も得られなかった。これを「業障」と言う。往生(死亡)する時、彼は地獄に生まれ、そこから出たのは、ゴータマの出生の時であった。彼が地獄にいた期間は、非常に長いものであった。。。。。               地獄から出て後、彼はご飯を食べる事ができず、糞便を食べなければならなかった。ベットに寝る事ができず、床に寝なければならなかった。どの様な服も着る事ができず、裸でいなければならなかった。彼の頭髪は椰子でできた櫛でもって、一本一本引き抜かれなければならなかった。彼は55歳になってようやく仏陀に出会えた。。。    。                   仏陀が彼に(経緯を)説明してやった後、彼は己が服を着ていない事は、非常に恥ずかし事であると思った。。。。。。。            仏陀は彼に一枚の布を贈り、彼はそれで身体を包んだので、仏陀は経の説明を始めた。。。。                過去世において、彼は修行者であった。過去世の波羅蜜がその時熟した為、彼はその場で阿羅漢を証悟した。。。。      Jambuka が造した悪業は「無尽業」と言う。この業は長く継続する……般涅槃を証するまで。