Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(41ー9)(私家版)

所縁(味)の寿命は、ただ17個の心識刹那を維持する事ができるだけである。。。     故に、ひとたび、寿命が終わるや否や、舌は味を味わい続ける事が出来なくなり、舌門心路過程は収束し、心は有分に落ち込む。。。。。                心の法則とは:二個の心路過程の間には、必ず有分心が生起する。作用は、生命流を中断させないこと、それを維持する事である。。。                  その後、意門心路過程が生起する。意門心路過程の中における、心の運用順序は以下の通り:                   有分波動、有分断、意門転向、         速行×7、彼所縁、彼所縁。