欲界心路過程 先程、眼門心路過程は生起した後、滅し去る、と説明した。しかし、それだけでは(人は)未だ何を見たのかは分からない。それが、色(物質)である、という事だけが、分かったのである。。。。。。。。 この時、意門心路過程の出番となる。。。 意門心路過程は、5門心路過程とは(そのあり様が)異なる。。。 意門心路過程の、一番目の心は有分波動といい、二番目は有分断、その後に意門転向、7個の速行心、2個の彼所縁と続き、その後に終息する。。。。。。。。 この意門心路過程は、先程説明した合計17個の(心のあり様)とは異なる。。。。 と言うのも、色法はすでに滅し去っている為、意門心路過程が取る所縁は、過去所縁となるからである。