南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(42ー6)(私家版)

我々はそれぞれの内容を吟味してみよう:1.有分波動。。            2.有分波動:有分は離心路過程であるため、有分が中断しないのであれば、心路過程は生起出来ない。故に、心路過程は必ず中断されてなければならない。心路過程に道を譲る為である。。            3.意門転向:行法の無常、苦、無我の内の一つに転向する。例えば、もし、行法の無常であるならば、意門は行法の無常に転向する。。。。            4.心が道果に入るのを準備する。。。5.近行:心をして道果に近づける。   6.随順:前の遍作、近行等の世間欲界心と後ろの出世間心に随順する。意門転向、遍作、近行、随順は皆、行法の無常を所縁とする。。。             7.種姓:凡夫の種姓を断じて、聖者の種姓に入る。種姓は、涅槃を所縁に取る。。。。                 8.道心:この道心はソーターパンナ道心である。。。。。。。                   9.果心:二つのソーターパンナ果心。  10.有分。。。。