Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(76ー1)(私家版)

■食生色一粒毎の色聚が「住」時に到達する時、その火界は初めて、新しい一代の色聚を生じる事ができるる。心は「生」の段階の刹那においてが最強で、色法は「住」と段階が最強である。色法にも生、住、滅がある、純八法聚を例に取ると、純八法聚は、業生でもありえるし、心生でもありえる。純八法聚の中において、一個の火界と呼ばれるものがあり、火界が「住」の段階まで来ると、次の新しい一代を生じる能力を有する様になる。これを時節生八法聚又は時節生色と呼ぶ。新しい一代の時節生火界が「住」の段階に来ると、次の、新しい二代目の時節生色聚を生む。この様に続いて行くのである。