Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(29-3/4)(私家版)

3.“Samasūpakam pindapātam patiggahessāmīti  sikhā karanīyā.“                “ ‘私は等量の羹(決められた量の羹)に従って鉢食を受け取る事‘“を学ばなければならない‘ “                  羹(sūpa)とは、緑豆、そら豆、えんどう豆等を煮て、粘着状にしたもの。手で掴める所の豆羹。(受け取る)豆羹(の量)は、食べ物の比率の1/4とする。比丘は、当該の量より多く受け取った場合、悪作を犯すこととなる。。。。                この種の豆羹以外の、その他のおかずは、随意に受け取る事ができ、比率を考慮する必要はない。。。。             親族や浄人(カピヤ)から(届けられた所)の、別枠の食べ物を受け取るのは不犯である。。。。                他人の為に受け取る事、又、己の資具で処理した所の、枠外の食べ物は(食べても)、不犯である。