南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(43-2)(私家版)

仏陀を敬い、又人に愛される人間はヤクが尻尾を守り、母鳥が卵を守り、母親が独り子を守るが如くに、善く戒律を守らなければならない。“                 総じて、戒子は上にある偈頌の如くに戒律を持守する事に関して、始終策励し気づき省みなければならない。。。。。。。。。。。。                  “Pātimokham visodhento appeva jīvitam jahe, Paññattam lokanāthena na bhinde sīlasanvaram.“                  “比丘は、不惜生命にてパーティモッカを持守し、仏の制定した戒に違反してばならない。“                  生があれば必定死があり、これからは逃げる事が出来ない。戒を守る事によって死ぬ事は、泰山より重いのであり、来世は必ず善趣に生まれるに違いない。故に、多くの持戒者は、生命を代価として差し出し、最後には阿羅漢を証し、結果、死から遠く離れるのである。。。。