wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

☆「掌中の葉」(翻訳文)3-22

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

【引証一】:証悟の楽ーー《律蔵・小品・第七破僧犍度》

釈迦族の跋提王は、仏陀の膝下で出家した後、一回目の雨安居の期間中で阿羅漢果を証得し、三明具足した。

その後、跋提比丘は林の中、木の下、静かな空き地にいて座禅・瞑想している時、往々にして感嘆の声を上げた:

「とっても快楽(=楽しい)だ!とっても快楽だ!」。

他の比丘たちは、その原因が分からない為、彼が王様であった時の楽しさを、憶念しているのだと誤解し、故に、仏陀に報告した。

仏陀が問うと、跋提比丘は、証悟した後、心内において体験した無為と安楽が、世間において王様であった時の快楽(=楽しさ)から、遠く超越しているものであった為に、このような讃嘆の声を上げたのだ、と説明した。

このため、仏陀は感じ入って、以下のように述べた:

心内において憤怒の無い者は、

このように有と無を超越する。

彼は無畏で、安楽で、無憂であり、

諸々の天神も、彼を見ることができない。

 

このことから、証悟は、極めて大きな快楽を齎すことができる事が、分かるのである。

(3-23につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>

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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>