wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)5-26

     <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

池水完全停止、

(水の流れが、完全に停止する時)

清澈見底的池塘

池塘の底が、徹底的に澄んで見える)

我們可以清楚看見所有的東西。

(その時、我々は、すべてのものを、はっきりと、見て取る事ができる)

心徹底休息時静止不動、

(心が徹底的に休息する時、心は静止して動かず)

心静止不動智慧容易生起、

(心が静止して動かない時、智慧は容易に生起して)

順暢運作。

(順調、速やかに、運用される)

智慧運作時、心洞然明白。

(智慧が運用される時、心は何事をも、明白に知る。)

自在なる覚知

その後、何か月か、メーチ・ケーウの生活は、安寧で静かで落ち着いたものになり、一心に専心して、勇猛果敢に、禅の修行に取り組んだ。

毎朝、朝食が済んで暫くすると、彼女は辺鄙な茅葺小屋に戻り、午前中一杯は、経行道にいて、その端から端までを、何度も往復した。

経行道は、彼女にとって、全力を尽くして、生死輪廻を打ち壊す所の、修道の道場と化した。

彼女は経行する時、身体の位置に注意する事もないし、足裏が地面に接するのに、注意を払うこともなかった。

覚知は、それほど内部への観察に打ち込み、たまたま、経行道を踏み外して、灌木の生えている場所に足を踏み込んでも、専注の対象を変える事はなく、本能にしたがって、経行道に戻って、引き続き経行した。

知力は、その全精神をもって、意識流に集中した。

(5-27につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>まで。ご協力、よろしくお願いいたします。

<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之道」Dhammavamsa Publication 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>