Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳番外編~「偽比丘」の見分け方(2-1)

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

マレーシアの仏教

マレーシアの仏教は、北伝仏教と南伝仏教の、二大体系に分かれる。

北伝仏教は主に”大乗仏教”または”菩薩乗仏教”と呼ばれ、その依拠する経典は、古代インドの雅語梵文(Sanskrit)を用いて書かれた経典と、西域文字で書かれた経典である。

北伝仏教は、その経典に使われた言語体系によって、漢語系仏教と、チベット語系仏教とに分ける事ができる。

チベット語系仏教は、”チベット仏教””チベット・モンゴル仏教”とも呼べれ、俗称では”ラマ教”とも言う。

南伝仏教は、インドから、南のスリランカに向かって伝承されたものを言う。

教義の上では、南伝仏教は、仏教のおける上座部仏教の系統を継承し、仏陀と声聞弟子たちの教えと行持(=具体的方法)によって、修行生活を送っている。

その為、”上座部仏教”(Theravāda)、または”声聞乗仏教”と呼ばれる(小乗仏教と俗称される事もある)。

南伝仏教が使用している経典の言語は、パーリ語に属しており、故に”パーリ語系仏教”とも言う。

南と北で伝承された仏教は、共に仏教の主流であると公認されているが、しかし、各自が伝承し、依拠する所の経典が異なる為、マレーシアでも、異なる仏教の系統の僧侶たちが、多元化された仏教の特徴を展開する事となった。

例えば、戒律の保持の仕方、袈裟の違い、サンガの護持の仕方など、皆それぞれ異なっている。

ここでは、北伝と南伝の違いを述べるのではなく、南伝仏教パーリ語系の経と律に依拠して解説する。

(2-2につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「偽比丘」の見分け方 中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>