<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
また(ある種の帰依者は)、(帰依)する時に、たとえば、(Tapassu)、(Bhallika)などを同時に受持する:
「尊者、我々は、世尊及び法に帰依します。
世尊は、我々をして、近事男として憶持して下さい。」
または、大迦葉(Mahākassapa)等、すでに弟子になったよう者と同じように、以下のように言う:
「世尊、世尊は、私の導師(satthā)であり、私は(世尊の)弟子です。」
または、(Brahmāyu)等のように:
「このように言う時、(Brahmāyu)婆羅門は座より立ち上がって、上衣を一方の肩に偏袒して、世尊に向かって合掌し、己自身で言う:『彼の世尊、阿羅漢、正自覚者に敬礼す;・・・覚者に敬礼す・・・(略)』」と。
または業処の(+修行に)尽力する修行者の如くに、己自身を(三宝)に捧げる;
または聖者の如くに、帰依の雑染を断じ除く。
このように、各種の方式に従って、(所縁)の境と作用から(帰依に)入る。
以上が、行帰依(=帰依の行為)と、行(帰依)者(=帰依を実践する者)に関する説明である。
(2-18につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>