Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」6-12

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

63.

問:

比丘は、在家者の為に、使者となってはいけない、とはどういう事ですか?

答:

在家者の為の使者とは、在家者のために伝言をしたり、在家者の使者になったり、在家者の奉仕者になったりする事を言う。

比丘は在家者のために情報の伝達係などをしてはならない。

註釈書では、比丘などの五同法者、父母、寺院に居住して出家を願いでいている者と己の浄人には、情報を伝達しても不犯とする、としている。

64.

問:

比丘尊者は、食べ物または生活用品を、在家者にあげてはいけませんか?

答:

比丘は、食べ物または生活必需品を在家者にあげてはならない。

《普端厳註》では、以下の様に言う:

「食べ物(鉢食)、(比丘が)未だ食していない食べ物(未だ触れていない鉢食)は、誰かにあげることができるか?

誰にあげてはならないか?

父母にあげることができる。

父母の世話を受け持っている人、浄人、出家希望のため、寺院に居住する者に、あげる事はできる。

比丘は、父母であっても、在家者の皿に食べ物を入れてはならない(上に述べた出家希望者の皿に入れるのはよい)。」

強盗、国王は、生命、仏教に障礙を齎す可能性がある為、彼らに食べ物をあげるのは構わない。

比丘は、食べ物と生活用品を父母、浄人などにあげる事はできるが、その他の在家者にあげることは、邪命の悪作罪となる。

また、比丘が信徒が布施したものを、上に述べた以外の在家者に転送するならば、利益でもって利益を釣る行為となる為、その過失を避けるために、その行為は、禁止されている。

(6-13につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>