Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3‐5)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(+上で述べたように)色蘊は11種類の色法であり、受、想、行、識もまた、11種類の名法である。

それらは何故 ”取蘊” と呼ばれるのか?

というのも、それらは執着される対象であるが故に。

”取” (upādāna)に関して、仏陀の言う意味は、持続して愛する事を指す。有情は、各種の方式を通して、五蘊を自我として愛着し、また執着し、死後、己は壊滅するか、または永恒に存在すると考える。

故に、仏陀は、己自らによって証悟された智でもって、五蘊を完全に了知しなければならない、と言う。

それらは皆、苦聖諦に属する。<注2>

仏陀が前に引用した《楼閣經》で述べているが如くに:

”比丘たちよ。

もしある人がこの様に言うならば 

’私は苦聖諦を如実に証悟しなくとも・・・完全に苦から離れることができる。’

この様な事は決して起こり得ない!”

<注2>:五取蘊=名色。名色(nāmarūpa)は、受、想、行、識と色蘊のみを指しているとも言えるし、五蘊である、ともいえる。

(3-4につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>