南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

是誰庵日記>同行二人

今日、時刻表を貰いに、バスセンターに寄りました。来月上京する時に乗る飛行機の時間に合わせて、大分空港へ行くのに、どのバス乗ればいいか、決めておきたいからです。そこに、男性1人女性3人の観光客のグル―プ(4人とも老境)に出くわしました(後で聞くと、男性と女性が仲良しカップル、残りの二人の女性が、仲良しグループだそうです)。

彼女達が「この辺でおいしい食事の場所ありますか?」とセンターの人に聞くと、センターの人は「ホテル 〇〇館がいい」と言いました。私は「???(以前そこで食べたけど、とてもまずかった)」と思い、彼らが歩き出してから「〇〇館 から、もう少し山の方へ行くと、△△館があり、そこの食事が割とよく、また食事に<お風呂券>がいていて、由布岳が見える露天風呂に入れますよ」と教えてあげました。

途中の経過は抜かしますが、なんだかんだで、結局、彼女たちと昼食をとる事になり、5人で雑談しましたが、彼女たちの、私への最大の関心事は「一人で暮らしてさびしくないか?」でした。

私は「さびしくないですよ」と答えましたが、彼女達はますます、興味津々。朝晩オハナと散歩、インコのモモナちゃんにおしゃべり教えて、気が向いたらヴァイオリンを弾いて、それをモモナちゃんも一緒に「チ~♪」だの「ジュッ~♪」だの「ギャッギャッ♪♪」だのと唱和してくれる(ハモった時の面白い事 !!)。水中運動して、薪ストーブの番をして(なかなか着火しないで困る時もあるけど)、美味しいお茶をたてて(最近コーヒーより日本茶がいいですね)、心がささくれ立った時は瞑想して、眠くなったら寝る。単純明快、シンプルそのもの。

「一人でさびしくない?」

「同行二人、さみしかないよ」

 追補:眠くなったら寝る:昼寝はしませんが、夜は7時でも8時でも、自分が眠いと感じたら布団に入ります。ぐっすり10時間でも11時間でも寝る事があります。心身ともすっきりします。思うに、野生動物は TVを見ないで、眠るべき時に寝ている訳ですから、TV を見ない私も、ちょっと、野生動物に似ているかもしれません。2年余り TV のない生活をしていますが、TV は 生活のリズムを壊す元凶だと思います(「そんな事言ったって、ウチでは夜9時には TV を消すからいいじゃないか」という言い分もありますが、TV を見た後、心って結構興奮しているから、実は、TV  を見た後って、あまりしっかり眠れていないのではないか、と思うのです)。

なお、同行二人の<二人>はオハナとモモナちゃんの事ではなく、空海さんでもなく、実は、ネズミを捕る猫なんです(はて、一体なんでしょね?なぞなぞです~笑)