Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~同窓会の写真

先日、6月の中旬、神戸に行ってきました。

小中一貫校の同窓会があったので。

神戸のインターナショナル・スクール(華僑系)の一貫校ですから少人数制で、そのため、三クラスの全員が顔見知り、全員幼馴染み、ということになりますが、実は、もう本当に長い間、(数人の親友を除いて)同級生には会っていませんでした。

私は、子育てで忙しかったり、通訳として働いてもいましたから海外への出張も多く、同窓会のお知らせが来ても、東京からでは、なかなか参加する事ができなかったからです。

で、もうすぐ古希という年頃になった事もあり、今回、意を決して参加した訳ですが、参加者の一人が集合写真を撮ってくれて、それを九州の我が庵まで送って下さいました。

総勢29人で、みなさん私服、当たり前ですよね。

その中で、私一人が、緬甸(ミャンマー)の出家尼僧の法服・・・焦茶色の三衣に坊主頭、ちょっとどころか、とても浮いています。

私が「大きくなったらお釈迦様の事を勉強しよう!」と初発心したのは5歳の時でした。

日本では師と仰ぐ僧侶に出会うことが出来ず、結局、タイで学び、緬甸で出家しました。

5歳の時の初志を貫徹した姿が今、同窓会の集合写真の中に鎮座しているのですから、浮いているとはいえ、まぁ、我ながら褒めてあげたいと思います。

ではこの年になって、自己実現、なりたい自分に成れてるか?と問えば、う~~ん、ちょっと微妙。

私は<人生は、偶然と必然のあわいを歩むもの>という考えで、人生、高望みしても無理な面もあり、でも、乗り越えられない困難は、ない、とも思うのです。

で、写真を見ながら、

う~~ん、やっぱり、微妙(笑)。