<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
“私が子供の頃、寺院に行く時は、必ず父母が同伴しなければならなかったし、比丘と混じって座ったりする事は、決してなかった。
比丘たちが仏法について討論している時、私はその後ろの、なんとか聞き取れる場所にいて、座って聞いた。
禅の修行を教えてくださる教師は、我々に対して、仏への礼拝の仕方、仏陀の功徳への讃嘆、読経の仕方を、教えてくれた。
彼は、我々に、慈心をすべての衆生に、回向するよう勧めた。
また、日常において、人として、率直で正直であれ、気概を持て、と励ましてくれた。
また彼は、在家者として、我々が、どれほど惜しみなく布施をしても、その功徳は、出家してメーチになり、誠心に修行して、一切の苦を滅する事には及ばない、とも話した。
私はこれらの話を、しっかりと心に刻み付けた。”
--メーチ・ケーウ
(2-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は
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<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之道」Dhammavamsa Publication
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>