パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)5-91
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
この五種類の喜が生じて、かつ熟する時、二種類の軽安が円満成就するが、それはすなわち、身軽安と心軽安である。
軽安が生じて、かつ熟する時、それは二種類の楽を円満するが、それはすなわち、身楽と心楽である。
楽が生じて、かつ熟する時、それは三種類の定を円満するが、それはすなわち、刹那定(khaṇika-samādhi)、近行定(upacāra-samādhi)と安止定(appanā-samādhi)である。
これらの喜の中で、ここで言うのは遍満喜のことであり、それは安止の根基であり、安止と相応して、増長・強化を獲得する。
(5-92につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>