南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳『親知実見』#27-12

問2-3:なぜ、名色法を識別した後、必ず、縁起の第一法と第五法を修行しなければならないのか?<注126>

答2-3:上座部仏教の伝統に基づくならば、七清浄(visuddhi)がある。前の五種類は以下の通り:

1)戒清浄(Sīla-visudhi)。

戒(sīla)には、下記の四種類がある:<注127>

(1)パーティモッカ防護戒(pātimokkhasaṃvara-sīla)

(2)根防護戒(indriyasaṃvara-sīla)

(3)活命遍浄戒(ājīvapārisuddhi-sīla)

(4)資具依止戒(paccayasannissita-sīla)

2)心清浄(Citta-visuddhi)。

近行定(upacāra-samādhi)と八定(samāpatti)を含むーー安止定(appanā-samādhi)。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>