パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)5-107
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
ちょうど一人の巧みな料理人が、自分の雇い主に奉仕するかの如くに・・・。
彼は注意深く、雇い主が食す所の、一切の食物を選択し、(+ひとたび選択したならば)それ以降は、その食品だけを送ってくるようにする。
この事によって、彼は褒賞を得た。
同様に、あなたも、この料理人が食物に注意を払うのと同じく、ジャーナを証得した時に、その方式を観察し、(+そのようにするならば)その後、ジャーナを失った時、あなたは再度、安止を掌握し、安止に入ることができる。
故に、あなたは、毛髪を射る射手のように、または料理人にように、観察しなければならない。
(5-108につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ★誤字脱字を発見された方は、
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<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>