今朝起きて、瞑想の後、すぐにPCを立ち上げました。
タイの洞窟に閉じ込められた少年たち、残り5人の救出が気になりましたので。
PCに、「全員救出」の文字が!
よかったです。
私は、30歳過ぎた頃から、タイの森林僧院に聞法と修行に行くようになりました。
行先は、カンチャナブリ(映画「戦場にかける橋」の舞台)の山の中で、修行の合間、時々チェンマイ、メーホーソン方面に観光に行っていましたので、今回の事件は我が事のように心配でした。
英国のダイバーによって発見された時の影像を見ますと、少年たちが非常に落ち着いている様子で、これには大変に驚きましたが「少年たちは、洞窟の中で瞑想しているのかもしれない」と推測しておりました(その後、報道で、コーチが元僧侶で、本当に、少年たちに瞑想を教えていた、とありました)。
タイには<デク・ワット>制度があります。デク=子供、ワット=寺で、貧しい家庭の子供、または貧しくなくても自発的に、お寺に住み込む子供たちがいます。お寺で寝起きして、朝夕、お寺の雑事を手伝い、昼間は学校に行く、という体制です。
くだんのコーチは、早くに両親をなくして、デク・ワットとしてお寺に住み込み、長じては、出家僧侶として修行した事も、あったようです。
雨季に洞窟に入ったのは大いなる不注意でしたが、コーチが子供たちに瞑想を教えて、全員、落ち着いていられたのは、不幸中の幸いでした。
救援中に亡くなられた、元海軍のボランティアの方の、
ご冥福をお祈りいたします。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>