南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(2-5)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

《大念処経》の中で、仏陀は合計21種類の、禅の修行の用いる業処を、教えている。

その内、身念処は14種類、受念処と心念処はそれぞれ一種類、法念処は5種類である。

それらは以下の通りである:

一、身念処

1、入出息念(ānāpānasati)。

2、威儀路(iriyāpatha)ーー行住坐臥。

3、正知(sampajāna)。

4、厭悪作意(paṭikūlamanasikāra)。

5、界作意(dhātumanasikāra)ーー四界分別。

6‐14、9墓地観(navasivathika)。

二、受念処

三、心念処

四、法念処

1、五蓋(pañca nīvaraṇāni)。

2、五取蘊(pañcupādānakkhandhā)。

3、12処(dvādasāyatanāni)。

4、七覚支(satta sambojjhaṅgā)。

5、四聖諦(cattāri ariyasaccāni)。

(2-6につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<パオ・セヤドー著『涅槃証悟の唯一の道』(原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>