<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
”比丘たちよ。
苦集聖諦とは何か?
無明の縁によりて行あり、
行の縁ありて識あり、
識の縁ありて名色あり、
名色の縁ありて六処あり、
六処の縁ありて触あり、
触の縁ありて受あり、
受の縁ありて愛あり、
愛の縁ありて取あり、
取の縁ありて有あり、
有の縁ありて生あり、
生の縁ありて老、死、愁、苦、憂、悩が生起する。
このように苦蘊の全体が生起する。”(パーリ語巻末a-原文P5)
まさに、仏陀が《楼閣經》の中で述べた如くに。
”比丘たちよ。
ある人がこの様に言う:
’私は苦集聖諦を如実に証悟しなくても・・・完全に苦から離れることができる。’
この様な事は決して起こり得ない!”
(3-8につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>