翻訳~安般念入門―2(本雅難陀尊者シリーズ1)
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
2、安般念の修法(初心者)
止禅には40個の業処があるが、しかし、我々は主に、安般念(入出息念)でもって、禅修の修行を開始したいと思う。
というのも、非常に多くの禅の修行者が、過去世において、すでに安般念を修したことがあるからである。故に、あなた方は、先に安般念の修行にチャレンジしてみるべきである。
もし、(+安般念を)修習するのが困難であったり、呼吸が見えない(=呼吸に気づく事が出来ない)というのであれば、別の業処に変更する事はできる。
この様に、その他の業処(禅修の方法)に変更する事には、何の問題もないのである。
(3につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。
<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>