<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
この段階において、息を、鼻孔から離れた場所で気づく、知る様にするのは、間違いである。
この様にすれば、禅相は、鼻孔の前に近づく事がないので、鼻孔の前において、息と結合する事がない;
故に、鼻と上唇の間の、微細な息を知り続ける事は、非常に重要である。
この時、禅相と微細な息は、一つに結合する;
この時もまた、禅相を見てはならず、引き続き微細な息を知り続ける様にする。
微細な息が益々微細になって、それがなくなった時初めて、あなたは決意する:
「私は禅相を知る事を保持する」と。
(10につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>