<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
⑥最初の一回目、禅相を調べる事ができなくても問題はない。
心は、再度、鼻孔周囲の禅相に戻ってきて、それを知る事を保持する。
半時間の後、もう一度、すなわち、二回目、「意門の禅相」を調べる決意をする。
調べる時は、一分間ほどの時間を使う。方法は上に述べたのと同じである。
必ず「私は意門の禅相を調べる」と決意(作意)する事。
禅相の真ん中と周囲の色彩を調べることができたなら、それでよい。
⑦意門の禅相を調べる方法は、意門の禅相に専注するのでなく、また、専注の心を下方に移動させるのでなく、また、鼻孔周囲の禅相を下方に移動させるのでもない。
注意力を意門に転じて、意門の禅相を調べるのである。
⑧禅相を調べるというこの段階において成功したならば、禅修行者は次に何をするべきか?
この時、禅修行者は五禅支を調べる(+修習に)進むべきである。
(5につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>